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2021/07/18 UT の木星画像




 夕方から望遠鏡を外気になじませ準備のうえ、撮像を開始しましたが、木星がPCモニタ−上で揺れ動く様な状態で撮像出来ず、ひたすらモニター画面を1.5時間程睨み続けました。その後少し揺れが改善したので1セットのみ撮像してみましたが、当然それなりの画像です。今回の木星面は前回(7月16日)の1セット目の少し前方の経度領域になります。
今回の中では近赤外画像がベストショットです。得られた画像について以下にコメントします。

・上部(南極地方)に赤味を帯びた白斑が確認できる。(メタンバンド画像で明るく高層に位置している)


・その下方のSSTB(南南温帯縞)には、高気圧性の小白斑AWOが確認出来、左から「A7」と「A8」と呼ばれている。この二つの小白斑の真ん中付近からSSTBの北組織が斜め下側に向かっている。


・SSTBの下方には、STB(南温帯縞)が近年では見られなかった立派なもので紐状ではあるが長いベルトを形成している旨前回コメントしたが、それは「A7」の少し後方までで、それより前方は暗斑が点在する様な感じである。

・STBの下方の、準循環気流が形成されたことにより出現したSTrB(南温帯紐)と呼ばれる細いバンドは、その太さが一様ではないが全域に存在している。

・SEB(南赤道縞)は、上側の南組織は濃く、南縁にリング状暗斑が点在し存在感が高いが、中央組織と北組織は淡く途切れ途切れ状態で、斜めの櫛状の模様を形成している様に見える。

・SEBより下方の領域については前回のコメントと同様なので省略する。尚、AWO「A7」の下方のNNTB(北北温帯縞)に赤味を帯びた白斑が確認でき「NN-LRS1」と呼ばれている。(これもメタンバンド画像で明るく高層に位置している)
画像をクリック、再クリックするとフルサイズ画像になります。  (2021/07/24)

2021/07/18 UT の木星画像・・・・・・・・・・撮影/菅野清一 氏 (山形県上山市)




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