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2021/08/03 UT の木星画像




 夏らしい落ち着いたシーイングに出会いましたが、2セット目のカラ−画像を撮像中に木星がモニタ−から消え、初めて雲の発生に気が付きました。雲は次々に押し寄せ、この状態では晴れ間の確保は難しく以後の撮像を断念しました。
今回の木星面はGRS(大赤斑)の後方領域で、7月24日報告の3セット目と4セット目の画像とほぼ同じ経度(体系U)になります。前回の画像と比較し大きな変動は認められませんが、今回の方が細部を確認できます。今回気が付いた点のみ以下にコメントします。

・STrB(南温帯紐)とSEB(南赤道縞)の間のSTrZ(南熱帯)が非常に明るい。現在の木星面で最も輝度高い領域になっている。


・NEBの北縁(下方)にある長命な大型の白斑であるWSZが確認しずらいことを前回コメントしたが、NEB(北赤道縞)の北組織側(下方側)の淡化が進んだこともあり、今回一段と見つけにくくなった。SSTB(南南温帯縞)には、高気圧性の小白斑AWOが5個連なって確認出来、左から「A1」、「A2」、「A3」、「A4」、「A5」、と呼ばれており、左から2番目のAWO「A2」下方のNEBの北縁(下方)にWSZが存在している。WSZはメタンブライトなのでメタンバンド画像で明部として確認出来、また近紫外線画像でも縞模様に窪みが出来ていることから探し出すこともできる。

画像をクリック、再クリックするとフルサイズ画像になります。  (2021/08/06)

2021/08/03 UT の木星画像・・・・・・・・・・撮影/菅野清一 氏 (山形県上山市)




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