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今期初めての土星画像の報告になります。
当地の梅雨は明けたのですが、当日の夜間の天気予報は明け方時刻まで曇りの予報でした。 しかし、1時過ぎに目が覚めた際、外を確認すると淡いベールの様な雲はあるのか若干透明度が悪い感じがあるものの全天に星が確認出来るので撮像してみました。
二日程前から観測ドーム内の清掃や望遠鏡のメンテナンスを実施し、撮像用パソコンの準備も整えておりました。曇り空との情報でしたが、一応天気予報が外れる場合を想定して、観測室と鏡筒内の換気は継続していたので準備自体は慌てずにすみましたが、久しぶりの撮像のため、撮像手順の方は手間取りました。
今期の土星の環の傾きは小さくなり、これまでピント合わせの目安にしてきた「カッシーニの空隙」が利用出来なくなってしましました。シーイングの方は当地としては良い部類で撮像を楽しむ事が出来ました。
取得画像から気が付いた点を以下にコメントします。
・今期の土星の環の傾きは小さくなり「カッシーニの空隙」は、線状では無く、点状の暗部として確認出来た。
・カラー画像では土星の環の傾きが小さくなった為、本体の全体が確認出来る様になった。その結果、南北の色彩の違いが判り、上側の南半球は冷系色が多く、下側の北半球は暖系色が多い様に見える。
・近赤外線画像から縞模様の数が非常に多いことが判る。
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