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土星の撮像後に、木星の撮像を実施しました。
土星の撮像に使用した拡大レンズをそのまま使用した為、視直径がまだ小さい木星(35秒台)には小さすぎた様です。 木星との対面は、昨年11月以来になります。メタンバンド画像中に空が明るくなってしまい、メタンバンド画像は少ないショット数での「De-rotation」処理になってしまいました。
撮像画像から気が付い点を以下にコメントします。
・画像の上側の縞模様SSTBに確認出来るAWOと呼ばれている上層に位置している小白斑(メタンバンド画像で明るく見える)は、カラ−画像では向かって左側から「A3」、「A4」、「A5]、「A7」で、近紫外線画像では「A4」、「A5]、「A7」が確認出来る。
・今回確認出来るSTBは、向かって左側の領域は縞模様では無く、点状の微小暗斑群状になっている。
・SEBは、非常に活動的でカラー画像の体系U150度付近では、EZ領域に向かって逆フェストーン(青黒いヒゲ状の模様)も確認出来る。
・EZ領域も活動的でフェストーン(青黒いヒゲ状の模様)が多数確認出来る。
・近年その太さの変化が激しかったNEBは、非常に太い縞模様として確認出来る。リフト(Rift)と呼ばれている斜めの裂け目も複数確認出来、活動的である。又NEBの下辺側(北縁)の体系U170度付近で明るい小白斑「WSZ」が確認出来る。これは北半球に存在する長命なメタンブライト(メタンバンド画像で明るい)な白斑である。
・NTBは、消失(明化)状態が継続中である。(尚、カラー画像の左側に北組織の一部は淡い線状に確認出来る)但し、メタンバンド画像では、NTBは太い縞模様として確認出来るので、消失した訳ではなく、上空に層に薄い明るい雲に覆われていると推測する事が出来る。
・NNTBは、一部が確認出来る。
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