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2024/09/01 UT の木星画像




 天候に恵まれない状態が続いていますが、今回は天気予報がハズレた為に1ヶ月振りに4枚のセット画像を取得する事が出来ました。
但し、シーイングの方は良くなく、無駄な撮像で時間とハードディスクの容量を消費し、更には最後のメタンバンド画像の撮像途中で空が明るくなりすぎて、撮像はしたものの実際に使用出来るショットが少なくなってしまいました。近赤外画像の撮像時の少しの間だけシーイングが回復し、この画像だけほかのものより良好です。
今回の木星面は8月23日の木星面より少し前方の経度で、GRS(大赤斑)が右端側に見える領域になります。
 以下に気が付いた点をコメントします。

・SSTBに見える小白斑は、AWOの「A1」である。

・濃いSTBは、カラ−画像の向かって左側半分までしか存在していない。その下方には、右側のGRS側からSTrBが淡く伸びている。

・シーイングが改善した時間帯に取得した近赤外線画像の解像度は良好で、SEBの下側の北組織が櫛状の様になっているのが確認出来る。

・カラー画像と近赤外線画像の左端側に8月23日の報告でもコメントしたSED(南赤道帯攪乱)が確認出来る。SEBの下側の北組織からEZ(赤道帯)に向かってフェストーン(青黒いヒゲ状の模様)の様な青黒い気流が流れだしている現象である。

・GRSの下方のEZのフェストーンの根本に、丸い明部が確認出来、メタンバンド画像でも明さがある。

・NEBの活動は活発で、大きなリフト(Rift:縞模様に出来る斜めの裂け目)や輝度の高い小白斑なども複数確認出来る。

・NTBは、ほとんど確認出来ない。ただしメタンバンド画像では明確にその存在が確認出来、上空(高度の低い領域)を明るい雲に覆われていると推測出来る。


画像をクリック、再クリックするとフメサイズ画像になります。ブラウザの戻るボタンで戻れます。  (2024/09/04)

2024/09/01 UT の木星画像・・・・・・・・・・撮影/菅野清一 氏 (山形県上山市)



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