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2024/10/12 UT の木星画像




 久しぶりの晴天で長時間の撮像を期待していたのですが、1セット目の近紫外線画像の撮像途中で赤道儀の駆動異常が発生してしまいました。
機材も観測者と同様に年をとっているので、最近は異常発生が増えています。
 何とか1時間半後に復旧させたのですが、今度は空の状態の影響(薄雲や霧の発生)で、透明度が悪化し始め、遂には撮像不能になってしまいました。 前回(9/30)も同様に霧の発生がありましたので、この季節の夜明け前の観測は避けた方が良さそうです。
 その結果、1セット目の近紫外線画像と2セット目のカラー画像のDe-rotation処理のショット数が少なめになり、2セット目の近赤外画像はカメラのGainを大幅にアップしたため粗い画像になってしまいました。シーイングが当地のこの時期としては良い部類だっただけに残念でした。

 今回の木星面の体系U領域は、前回(9/30)とほぼ同じなので変化点と前回コメントしなかった点のみコメントします。

・2セット目のカラー画像と近赤外線画像の向かって右上に見える輝点は衛星ガニメデである。

・GRSの後方のSEBは、「Post-GRS disturbance」と呼ばれる活動の激しい領域であるが、その活動は最近あまり活発でないようだ。前回(9/30)も同様で明るい小白斑が少ない。

・EZ領域は、SED(南赤道攪乱)によってSEBの下側(北組織)から流れ出した逆フェストーン(青黒いヒゲ状模様)と本来のNEBの上辺からのフェストーンとで非常に賑やかな状態は継続している。2セット目のカラー画像と近赤外線画像ののGRSほぼ下方位置にSEDの終端部が移動している。

・NTBは復活の兆しは全く見られない。


画像をクリック、再クリックするとフメサイズ画像になります。ブラウザの戻るボタンで戻れます。  (2024/10/16)

2024/10/12 UT の木星画像・・・・・・・・・・撮影/菅野清一 氏 (山形県上山市)



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