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今年の10月は夜間の撮像に適した日が少ない様で、これまでの遅れを取り戻すは難しくなりそうです。 今回は天気予報によると明け方3時頃から晴れ間が出てくるとの情報を頼りに早起きしてみましたが、シーイングの方は高層気流予報通りで撮像出来る状態ではありませんでした。
パソコン画面のなかで変形しながら揺れ動く木星を眺めながらひたすら待ち続け、夜明けが近づいた5時少し前あたりからシーイングの改善傾向が見られ慌てて撮像してみましが、カラー画像と近赤外線画像を各10ショット程撮像した時点で全天が雲に覆われ強制終了になってしまいました。 今回取得した画像は、10月2日に取得した木星面の領域(大赤斑が見える領域)のほぼ反対側の領域になります。取得した木星画像について気が付いた点を以下にコメントします。
・前回(10月2日)の画像のSSTB領域には高気圧性の小白斑(AWO)が複数確認出来たが、今回の領域では近赤外線画像の向かって右端に「A1」と呼ばれる1個が確認出来るだけである。またこの領域のSSTBは、カラー画像でみた場合、向かって左側は2層(2本)構造で、右側は太い1本の帯の様になっている。
・この領域のSTBは、向かって左端側が淡化して確認出来ない。
・SEBの上側のSTrZの領域に小さなリング暗斑(近世外線画像のほぼ中央)や微小暗斑が確認出来る。
・SEBの内部構造が複雑な様子が良く判る。中央組織は暗く、上側の南組織からから突き出た形の凸部が多い。
・この経度のEZ領域のフェストーン(青黒いヒゲ状の模様)の活動は活発でなさそうである。
・この経度のNEB領域の活動も活発でなさそうである。
・この経度のNTBは、ほとんど確認出来ず、その下方のNTZは暗いベルトの様に暗化している。
・NNTBもほとんど確認出来ず、カラー画像の向かって右側に、バージ(赤味に強い先が尖ってはしけの様な形の様な暗斑)の様な断片が複数確認出来るのみである。
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