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Web天文台/2004年6月8日 金星の太陽面通過画像








 金星の太陽面通過 (日面経過) は太陽の前を金星が通過していく天文現象です。
金星が内合の時は太陽と地球の間に金星が位置するが、金星の公転軌道面が3度余り傾斜しているため、多くの内合では太陽の北か南を通り太陽面を通過することは少なく。金星の公転軌道の昇交点または降交点の近くを通るとき内合になる時にだけ、太陽面の前を通過していくのが見られます。そのため金星の太陽面通過は6月か12月にしか見ることができません。
 前回の金星の太陽面通過は123年前の1882年のことであり、その前は131年前の1874年 (明治7年) で日本で条件良く観測されています。
金星の太陽面通過では第2接触と第3接触時に、太陽の縁から落ちたしずくのようにくっついて見えるブラック・ドロップ現象が知られていた。今回は大気条件が比較的良くその現象は見られていない。
 今回、最も条件良く見られたのは中東で、ヨーロッパでも全経過が見られる。上の画像は日本の最北端ノシャップ岬での撮影で、第1接触過ぎから第2接触過ぎの連続画像です。第3接触と第4接触は日本では日没後になりました。
2004年6月8日 金星の太陽面通過画像・・・・・撮影 / 小山田博之 氏



※ 資料室・2050年までに日本で見られる月食と日食と、内惑星の太陽面通過のページ




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