≪星景写真≫三繰島照射光とグリーンタフ、ろうそく岩 (秋田県男鹿市)

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≪星景写真≫　三繰島照射光とグリーンタフ、ろうそく岩 (秋田県男鹿市)

館山埼の海岸から三繰島照射灯を見上げると、強力なヒーム光として目立ちます。
白い岩壁の半分余りは緑色に見え、「館山埼のグリーンタフ」と呼ばれています。
ここのグリーンタフ (緑色凝灰岩) は約２１００万年前の激しい火山活動でできた火山礫凝灰岩で、熱水などの影響で緑色に変化したといわれます。
グリーンタフという呼称は、この地を調査した地質学者が通称として使ったのが始まりで、その後に日本海沿岸に分布していることが分かりこの呼称が定着したそうです。
男鹿半島には凝灰岩の岩壁が何カ所も見られ、先に掲載したカンカネ洞付近の加茂青砂海岸の浅瀬ではグーグルアースの画像でも一部緑色に見えています。
上の画像でグリーンタフの手前にある岩が「ろうそく岩」です。
撮影中に潮が満ちてきたようで、足元の岩場に波が被りそうになり、あわてて露出を中止して撤収でした。
※ 画像をクリック、再クリックするとより大きな画像になります。ブラウザの戻るボタンで戻れます。　 (2022/06/26)
≪星景写真≫　三繰島照射光とグリーンタフ、ろうそく岩 (秋田県男鹿市)・・・撮影／鈴木徳実（山形県酒田市）