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高層気流予報から良好な木星像を期待したのですが、木星の変形や大きな振動はないものの、細かい振動があるようでピントの位置が定まりません。 1時間程様子を見ましたが大きな改善は見られず、ダメもとでいつもの「数打てば当たる」方式の撮像になってしまいました。
2セット目の近紫外線画像を取得した後にまたしても赤道儀のの動作異常が発生し、以後の撮像を断念しました。 取得した画像から気が付いた点を以下にコメントします。
・STBは、GRSの前方のみ濃いベルトとして確認出来る。(1セット目のカラー画像)GRSの後方には非常に細くて淡いSTBの北組織のみが確認出来、体系U125度付近以後の領域に断片的な雲の塊が複数連なっているのが確認出来る。(2セット目のカラー画像)
・GRSは赤味が濃く目立った存在になっており、前後に淡くて細いSTrBが確認出来る。
・GRSの後方のSEBのPost-GRS disturbanceの活動は、活発の様で大きな白斑が複数確認出来る。
・2セット目のカラー画像のEZ領域に大きなフェストーン(青黒いヒゲ状の模様)が確認出来る。
・NEBはシーズン初期と比べるとかなり細くなってきた。体系U135度付近のNEBの北端(下変部)に長命大型白斑「WSZ」が確認出来る。「WSZ」前後のNEBの太さが異なり、前方より後方の方が明らかに太い。「WSZ」が気流の流れに影響しているのだろうか?
・NTBは、上部の南組織は明るく淡くうす黄色で、下側の北組織は暗い薄グレーになっている。
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